メンズビジネススーツの失敗しない選び方と身だしなみ
今年から新入社員として新たな一歩を踏み出す方が沢山いることと思います。学校での生活とは違い仕事をするという事は今までとは全く違う世界。新入社員にとって自分が入社した会社の社名を名乗るビジネスシーンは経験したことが無い未知の領域だと思います。不安は沢山あるかもしれませんが、安心してください。ちゃんとしたマナーや知識さえ身に着けておけばあなたも立派なビジネスマンになることが出来ます。
今日はそんな新入社員の方達に向けたビジネにおける身だしなみ(男性偏)について書いていきましょう。
ビジネスにおける身だしなみとは?(男性編)
目次
人の印象は第一印象でほぼ決まる?
大体の人は、見た目なんかより仕事が出来るようになるのが先では?と思う方もいるかもしれません。ですがビジネスシーンにおける外見というのは仕事が出来ることよりも優先なのです。先方のお客様に初めて会う時、真っ先に目からの情報が入ってきます。人の第一印象は、ほぼ見た目で決まるというメラビアンの法則により一瞬で決まってしまいます。仕事が出来そうな人は身だしなみもしっかりしていますが、身だしなみが余り良くない人は、仕事が出来なさそうに見えてしまうものです。
一番は人に不快感を与えないような身だしなみを心がけるようにしましょう。
男性
男性の場合スーツはデザイン性よりもまずは機能性を重視した方がいいです。見た目にこだわりポケットが少ないものや、動きにくいものなど機能性に乏しいものはなるべく避けましょう。ある程度年数を重ね、「機能重視じゃなくても大丈夫かな?」と思ったら見た目にもこだわっていいかもしれません。
ビジネスマンの基本の身だしなみ
基本的にスーツ、ワイシャツ、ネクタイ、革靴が基本。
必要に応じてカバンなどもあると便利。冬の時期などはコートやダウンジャケットなど無地で尚且つビジネスカラーのものを使うといいかもしれません。
スーツ
スーツの色は地味めな色がお勧め。しわになりにくいウール素材や、夏ならポリエステル混のもを選ぶと良さそうです。形状記憶仕様など手入れがしやすいものもいいと思います。
ビジネススーツの選び方
スーツの選び方のリンクを貼っておきますので参考にしてください。
お勧めのカラーベスト3
1.ネイビー
色の濃淡によって印象が変わり、ビジネススーツの中でも最も定番カラーの1つ
2.グレー
ネイビーの次に定番のカラ―で、大人の落ち着いた男性を演出する事ができます。
3.ブラウン
温かみのある暖色系の1つ。特に秋冬に人気が出てきます。
NGなスーツ
※ リクルートスーツや冠婚葬祭のイメージのあるブラックはNG!ビジネスには向きませんので注意しましょう。
派手な柄のスーツや自分の体に合っていないスーツは変に目立ちすぎたりみっともなかったりしますのでやめましょう。
☆着こなしポイント ☆
3つボタンの場合はシングルスーツを選び、一番下のボタンは開けておくとキレイな着こなしになりますのでお試しあれ。
ワイシャツ
しわになりにくい縫製のしっかりしたものがベスト。スーツの色に合わせてワイシャツの色を選ぶようにしましょう。スーツ同様あまり派手なものはNG。襟や裾は他の人からもよく見える部分ですので着る前に汚れがないかをチェックしましょう。
ワイシャツの選び方
ワイシャツの選び方のリンクを貼っておきますので参考にしてください。
お勧めの柄ベスト3
1.無地の白
どんな場面でもOK!襟や袖の汚れに注意。
2.細いストライプ
ストライプがはっきりしすぎない細さで、色が薄いもの。
3.淡い寒色系
淡い色合いでもピンクなどの暖色系はあまりお勧めしません。
ワイシャツの下に着るものは?
ワイシャツの下に着るインナーは基本着用しないのがマナー。ヨーロッパなどの国際的には「ワイシャツ=下着」として考えられています。ですのでワイシャツの下にインナーを着ると、下着の下に、さらに下着を着ている状態となる為、マナー的には着ないのがお勧め。
もし着るようならワイシャツの上から透けて見えにくいものを選ぶといいでしょう。
丸首TシャツやVネックTシャツのものが比較的おすすめ。タンクトップやノースリーブなどは涼しいですが、脇汗がしみやすくなり、変色の原因や見た目も良くないのでNGです。
☆着こなしポイント☆
ベージュカラーのインナーは肌の色に近い為透けにくい、又は透けても目立ちにくいカラーになっています。男性の方は少し抵抗のあるカラーかもしれませんが、女性の方はお勧めです。
ネクタイ
ネクタイとは?
ネクタイの始まりは防寒用のネッカチーフが始まりといわれています。これに色柄や結び方を工夫してお洒落の意味を持たせたのが今のネクタイの原型に当たるボヘミアンタイです。
ネクタイ選びのポイント
薄いとほころびたり、伸びたりするので丈夫な生地で芯の入った厚みがあるのがベスト。無地やストライプのものが無難で、柄の派手なものや、キャラクターが描いてあるようなものはやめた方がいいです。
ネクタイの結び方
今回は基本中の基本のプレーンノットという結び方を動画にて紹介したいと思います。
他にもいろいろありますので、自分にあった結び方を探してみてください。
靴
自分にぴったり合うビジネスシューズは、活動の効率や体力の温存にも繋がる自らの身体をサポートするマストアイテムです。特に営業職の方は一日中歩き回るため、靴が足にフィットしないと身体にさまざまな支障をきたしてしまう恐れがありますので、靴を選ぶ際には以下に注意をしましょう。
革靴の選び方
1.革靴のサイズは、スニーカーよりも1.0㎝程小さめを選ぶと良い。
2. 足がむくむ時間帯の把握 ※一般的に、足が最もむくむ時間帯の「夕方」に選ぶのが良い
3.薄手の靴下を履いていく
靴下
靴下の色は基本黒やネイビー、グレーなどがおすすめ。注意すべき事は白色はNGだということ。
白い靴下が駄目な理由はココを参考にしてください。↓
その他
スーツのポケットには基本何も入れないのが望ましいがそんな訳にはいかないので、必要最低限のものだけを入れるようにしよう。
「ハンカチ」「ティッシュ」「スマホ」「財布」「名刺入れ」など・・・
それ以外の物やポケットに入らないものはカバンやクラッチバックなどに入れることがお勧めです。
クラッチバック
作業服偏
スーツ以外にも職種によっては作業服に着替えて仕事をする事もありますので、作業服の身だしなみもご紹介していきたいと思います。
作業服の場合
会社によって作業服は社内のみ着用する場合があるので事前に確認しておくのがベスト。社内以外の着用が駄目な理由としては勤務外の行動が、そのまま企業イメージに直結する可能性がある為社則に従い会社の外では作業服にならないようにしましょう。
作業服の正しい着方
作業服とは作業がしやすくする為の服装でもあります。作業服についているボタンやファスナーなどはしめ忘れがないか、ボタンのかけ間違いがないか確認しましょう。
シャツなどはズボンの中に入れ、ベルトをしっかりしめる事
ズボンの裾(すそ)などは長いままにせず、自分のサイズに合わせたものを選びましょう。
ポケットに余分なものは入れないようにしましょう。会社によっては私物を作業場に持ち込んではいけない会社も有りますので注意しましょう。
安全靴や帽子、ヘルメット、保護メガネなどの着用もしなければいけない会社もありますので、着用する義務がある場合はしっかり着用しましょう。これらはあなたの身を守る道具ですので、恥ずかしいからとか、かっこう悪いからといって着用しないと大事故に繋がり兼ねませんので必ず着用するようにしましょう。
食品会社や製造業の場合、機械などを操作したりする場面が多くなると思います。身だしなみが悪いことで思わぬ事故に繋がる可能性がありますので、身だしなみには人一倍気をつけましょう。
以上ビジネスにおける身だしなみ(男性偏)でした。
まだまだ紹介し切れていない部分がありますので追記などをしていきたいと思います。